東所沢にある角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。
「角川武蔵野ミュージアム」と検索するとサジェストで「つまらない」と出てきて不安だったのですが、行ってみたら一日中いても飽きないほど魅力満載のミュージアムでみんなにおすすめしたい空間でした!
特に本やマンガ好きは絶対行くべき!
この記事では、実際に行ってきた体験談をもとに、角川武蔵野ミュージアムのアクセス方法や楽しみ方まで解説していきます。
デートでも一人時間を楽しむのにもおすすめ。次のお休みにぜひ足を運んでみてください!
角川武蔵野ミュージアムとは
角川武蔵野ミュージアムは、出版で有名なKADOKAWAが運営する図書館・美術館・博物館が融合した文化複合施設。
美術館の建築は隈研吾が手掛けており、美術館の外観はそこだけ異空間にたどり着いたような印象を与えてくれます。
ミュージアムの監修には隈研吾以外にも、編集工学者・松岡正剛、博物学者・荒俣宏、芸術学・美術教育の神野真吾など、著名な文化人が携わっておりこの並びだけでもすごい施設なのが伝わってきますよね。
企画展の実施はもちろん、KADOKAWAグループのほぼすべてのライトノベルが揃っている「マンガ・ラノベ図書館」や、約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間「本棚劇場」など、普通の美術館ではない、まさに文化複合施設となっています。
アクセス方法
最寄り駅はJR武蔵野線「東所沢駅」。ここから角川武蔵野ミュージアムまでは徒歩10分ほど。
場所を調べたとき正直「アクセス悪いな。。」っと思ったのですが、新宿からだと徒歩も入れて1時間程度。JR中央線で西国分寺まで出て、西国分寺から武蔵野線に乗り換えて10分ほどなので都心からでもそこまでアクセスは悪くなかったです。
また駐車場も完備されているので車での来場もおすすめ!
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
チケット料金
チケット料金は、「平日・土日祝」や「入場できる場所」によって異なります。
おすすめは企画展への入場も含まれていて1日中楽しめるKCM 1DAY パスポート!
チケット種類 | 平日 | 祝日 |
KCM 1DAY パスポート(本棚劇場含む) | 一般 3,100円 中高生 2,600円 小学生 1,800円 | 一般 3,500円 中高生 2,900円 小学生 2,100円 |
KCM イブニングパスポート(本棚劇場含む) | 一般 2,800円 中高生 2,300円 小学生 1,600円 | 一般 2,800円 中高生 2,300円 小学生 1,600円 |
KCM スタンダードチケット(本棚劇場含む) | 一般 1,400円 中高生 1,200円 小学生 1,000円 | 一般 1,400円 中高生 1,200円 小学生 1,000円 |
マンガ・ラノベ図書館 | 一般 600円 中高生 300円 小学生 200円 | 一般 600円 中高生 300円 小学生 200円 |
企画展 | 展示内容によって変更あり | 展示内容によって変更あり |
※火曜日休館
角川武蔵野ミュージアムの楽しみ方
グランドギャラリーで最新展示にふれる
企画ものの展示スペースで、時期によって展示内容が変わります。
私が訪れたときはサルバドール・ダリ展が開催中でした!
ダリ展は体感型のデジタルアート展示で、鬼才、サルバドール・ダリの世界観を全身で体験できる初めての感覚。
展示空間を自由に歩き回ったり、座ったりできるようになっていて、360度の広がるダリの映像を感じることができダリの不思議な世界にどっぷり浸ることができました。
時期によってさまざまな企画展をやっているので公式HPをチェックしてみてください。
マンガ・ラノベ図書館で一日中ラノベを読みふける
世界で最も多くのラノベが楽しめる「マンガ・ラノベ図書館」。KADOKAWAグループのほぼすべてのライトノベルが揃ってます。
もちろんKADOKAWAグループだけではなく、さまざまな出版社のライトノベル等が収蔵されていて、児童書やコミックなど合わせて約37,000冊もあり、ラノベやマンガ好きにたまらない場所です。
最新の話題作から、過去の名作までそろっている図書館で、自由に読むことができるのでラノベ好きは一日中いても飽きることのない場所!
源義庭園で日本の四季を感じる
源義庭園は、創業者・角川源義が愛した泰山木を中心にした日本庭園。
四季を感じられる草花が植えられていて、秋は七草、春はしだれ桜などが楽しめます。「そら植物園」で有名な西畠清順がデザインした庭園です。
本棚劇場でプロジェクションマッピングを楽しむ
2020年の紅白歌合戦で「YOASOBI」がパフォーマンスしたことでも有名「本棚劇場」。
約8メートルの巨大本棚にぐるりと囲まれた図書空間で、KADOKAWAの出版物のほか、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善の個人文庫など約20,000冊が置かれています。この空間に足を踏み込むと本当に圧巻!
本はもちろん手に取って読むこともでき、今まで読んだことのな種類新しい本に出会えるかも。
またこちらでは、この巨大本棚を使ったプロジェクションマッピングが毎日上映されていています。
本が生きているように感じる演出で、音と映像で本の世界を楽しむことができます。コンセプトは「本と遊び、本と交わる」で、まさにコンセプト通りの体験!ぜひみなさんにも「本と遊び、本と交わる」を体験してほしいです!
EJアニメミュージアムでアニメへの思いにふれる
アニメそのものだけではなくアニメ作品を取り巻く世界全体を紹介する「EJ(Entertainment Japan)アニメミュージアム」。
アニメの作品を作り上げた人や、そのアニメにかかわりのあるモノにもスポットをあてて、作品に携わるものすべてをエンターテイメントとして紹介しています。
武蔵野ギャラリーで武蔵野の歴史に思いをはせる
武蔵野に関するあらゆることを展示している、「武蔵野ギャラリー」。
角川武蔵野ミュージアムがある「武蔵野」エリアの郷土資料や縄文土器の展示など、武蔵野の歴史に思いをはせることができます。
また民俗学者で「武蔵野学」なるものを提唱している赤坂憲雄が、「雑木林」「郊外」「川」「ハケ」「旅」「新田開発」「移民」というテーマをもとに集めた書籍の展示もありかなりユニーク。
武蔵野ってそんな興味ない・・という方もこの展示を見れば武蔵野の魅力に心奪われるはず!
SACULA DINERで本格的なイタリアンを楽しむ
角川武蔵野ミュージアムには本格的なイタリアンが楽しめるレストラン「SACULA DINER」もあります。
料理は地産地消をモットーにしていて、野菜は武蔵野で江戸時代から続く「三富(さんとめ)野菜」を使用しているなど食材からこだわった料理が楽しめます。
またメニューもその時開催している企画展示に合わせメニューもあるので何回言っても楽しめるレストランです。
角川武蔵野ミュージアムの口コミをチェック
まとめ
角川武蔵野ミュージアムの魅力をご紹介しました。
通常の美術館のような展示を楽しめるのはもちろん、マンガやラノベを一日中読みふけったり、プロジェクションマッピングを楽しんだりと1日では足りないほど魅力満載の文化複合施設でした!
特に「本棚劇場」はあの空間自体が初めての体験でみなさんに足を運んで、プロジェクションマッピングの「本と遊び、本と交わる」をぜひ体感してほしいです!
都市からのアクセスも悪くなく、天候にも左右されず楽しめるので是非次のお休みに足を運んでみてください。