ハロン湾と検索すると、サジェストで「がっかり」と出てくるのが気になりませんか?
私も、ハロン湾に実際に行くまで評判などをみて不安に感じていました。はたしてハロン湾は本当にがっかりなのか?
今回、私が訪れて感じた体験を交えて解説します。
結論から言うと、ハロン湾は想像以上に壮大で、大満足でした!
日本語ガイドのツアーに参加したのですが、船上での美味しいシーフードランチや、無料で楽しめるカヌーなど、非常に充実したツアーで大満足!
ぜひ最後まで読んでみてください!
ハロン湾とは
ハロン湾はベトナム北部のハノイから約3時間の場所にある世界遺産。
数千もの石灰岩の島々が青い海に浮かぶ光景で知られていていて、風や海によって創り出された岩々はそれぞれに伝説や神話が紐付いています。その間をクルーズでめぐるとまるでおとぎ話の世界に入ったような感覚。
ハロンとは「龍が降りた場所」という意味があります。
かつて1匹の龍がこの場所に降り立ち、敵を撃退したという言い伝えが残っているそうです。
ハロン湾のアクセス方法と所要時間
ハロン湾へのアクセス方法の代表的な3つを紹介します。
最も一般的で手軽なのはハノイ発着のオプショナルツアーに参加すること。 ハノイからハロン湾までの車のアクセスは高速道路の整備によって以前よりもぐっと向上し、約2.5時間ほどで到着できるようになりました。
飛行機
ハロン湾の最寄の空港はハイフォン空港。ホーチミンやハノイから飛行機でハイフォン空港まで行き、そこからタクシーやシャトルバスを利用してハロン湾までアクセスできます。
ハイフォン空港からのアクセスは約1-2時間程度。ハノイからツアーやバスでのアクセスが一般的ですが、ハノイからもけっこうな距離があるので、車での移動を極力短く抑えたい人はハイフォンまで飛行機で行くのがおすすめです。
長距離バス
ハノイからバスでのアクセスは交通状況にもよりますが3時間程度。一人1,000円程度で行くことができるので一番安価です。
長距離バスは以下サイトから事前にネット予約ができるので予約してから行くことをおすすめします。
・Baolau
・12go
現地ツアー参加
一番おすすめで一般的なのはハノイ市内発着の現地ツアーへの参加。
ハノイ市内までの往復の送迎と、ハロン湾のクルーズツアーでセットになっています。ツアーの種類も豊富で日帰りから船上で宿泊するものまで好みに合わせて選択可能。
ハロン湾までのアクセスは3-4時間程度。ハノイ市内の各ホテルを回ってから出発するのでそこで時間がかかるのと、途中休憩もかねてお土産屋さんによることが多いので時間がかかります。
プライベート車で行くツアーの場合、最短2.5時間でつけるのでこちらもおすすめです。(料金は上がりますが。。)
オプショナルツアーの予約はKKdayがおすすめ。私も今回KKdayのツアーを予約しました。
ハロン湾半日ツアー体験談
今回私たちはハロン湾日帰り4時間クルーズツアー(日本語ガイド)に参加しました。金額は1名9,660円。
日帰りツアーは4時間と6時間があり、6時間コースだと船上サンセットを楽しむことができます。
かなり悩んだのですが、6時間のツアーだとハノイ帰着が21時ころになってしまうため、ハノイでの夕食も楽しみたい!ということもあり4時間のツアーを選びました。
サンセットが見れなかったのは残念ですが4時間コースもアクティビティも豊富で大満足だったのと、ハノイに帰ってきてから夕食をゆっくり楽しめたのでハロン湾を手軽に楽しみたい方や弾丸ツアーでハノイ旅行に来ている人にはおすすめです。
ではツアー当日のタイムスケジュールも併せて詳しく紹介していきます。
8:00 ホテルピックアップ
滞在していた、「La Siesta Classic MaMay Hotel」のロビーでピックアップ。
市内のホテルであれば基本的にホテルまで来てくれるはずです。
バスはマイクロバスで、ピークシーズンということもあり満席でした。バスの中にはトイレはありませんでした。
10:00 お土産屋さんで休憩
途中お土産屋さんでトイレ休憩があります。
各ツアーが立ち寄る場所で、ツアーバスがたくさん止まっていました。ここで飲み物や簡単な軽食も購入可能。
お土産自体はハノイ市内の値段の1.5~2倍くらいするのですが、洗礼されたデザインのものが揃っていたので、ある程度お金かけてもセンスのいいものが手軽に買いたいという方はこちらで購入してもよいと思います。
私は市内の商店で、自分で探し出すのが好きなのでこちらでは購入しませんでした。
11:55 ハロン湾到着
ハロン湾の港に到着。船に乗り込みクルーズスタートです!
12:30 船上ランチ
クルーズが始まるとまずはランチ。
いかのフライやエビなどシーフードがとてもおいしく大満足。チャーハンのようなごはんまで出てきて量も多く、たくさん食べる方も満足できる内容だと思います。
今回参加したツアーはは飲み物は別料金。ソフトドリンクやハロン湾限定のビールもありました。
もちろん船の中にトイレもあります。
12:30 クルーズでゆったり時間
ランチの後は船でのんびり。船の上に出て壮大な景色を楽しめます。
エメラルドグリーンに輝く海にそびえたつ岩々をみながらのんびり。ただし屋根はないので日焼けに注意してください。
また、びっくりしたのは、ハロン湾の海上でも電波があって日本にいる友人とLINEができたこと。
キャリアは追加料金なく海外でネット通信が可能なahamoなのですが、ハロン湾でもつながったことのは予想外でした。ahamoの紹介記事も書いていますので気になる方はぜひこちらも読んでみてください。
13:30 カヌー体験(もしくはバンブーボート)
ランチと景色を楽しんだ後はカヤックの体験。
自分で漕ぐカヤックか、船頭さんが漕いでくれるバンブーボートが選べます。
カヤックは結構びしょびしょになるので、着替え必須。濡れたくない人や体力に自信がない人はバンブーボートがおすすめです。
ただ自分で好き岩々の中を漕いでいけるカヤックは冒険気分が楽しめて本当におすすめ。私たちが付いたときはそこまで人も多くなく、カヤックを選んだ人も少なかったため壮大な風景を独り占めできました。
14:00 ティエンクン鍾乳洞
ハロン湾で有名な鍾乳洞に立ち寄ります。
鍾乳洞に感動したことは今までなかったのですが、ここはスケールが大きくすごく感動しました。
写真ではなかなか伝わりづらいので、ぜひ皆さんに行ってみてほしいです。
16:00 港へ帰着
クルーズツアーは終了。ここからまたバスで市内に戻ります。
19:00 ハノイ市内着
途中トイレ休憩をはさみ、ハノイ市内へ到着。
今回のツアーには夕食がついていたのですが、私たちはこの旅行最後の旅行だったので夕食はパスしました。
ハロン湾が『がっかり』と言われる理由
大満足だったハロン湾ツアーですが、『がっかり』と言われる理由を考察しました。
観光客で混雑している
一つ目は観光客で混雑していること。
私が行ったのは11月でまさに繁忙期の始まり。(ベストシーズンは11月~4月の乾季)
船の数も多く、ティエンクン鍾乳洞では続々観光客が降り立っていたので混雑は避けられないです。
ハロン湾の透明度
二つ目はハロン湾の海の透明度。沖縄のような透き通った水質を期待するとがっかりするかもしれません。
透明度はないですがハロン湾の海はエメラルドグリーン。エメラルドグリーンに輝く海に岩がそびえたつ風景も幻想的で魅力的です。
まとめ
ハロン湾の検索サジェストで「がっかり」とでてきて不安もありましたが、期待以上の壮大な自然と美味しいランチやアクティビティまで楽しむことができて大・大・大満足でした!
個人的には日本語ガイドさんのツアーに参加したので、ハロン湾に伝わる伝説などの細かい部分も理解できたこともよかったポイントだと思っています。
ハノイに旅行に行ったらぜひ、みなさんもハロン湾まで足をのばしてください!